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東海国立大学機構大学文書資料室
 

大学文書資料室とは

大学文書資料室は、名古屋大学史資料室(1996年度設置)ならびに大学史資料室(2001年度改組)を前身とする施設で、2004(平成16)年4月に新たに設置された施設です。
 大学文書資料室は、名古屋大学における「公文書館」的な機能と「歴史資料館」的な機能をあわせ持った新しいタイプの大学アーカイブズとして、さまざまな活動を展開します。

 また、大学文書資料室は、2011年4月1日に施行された「公文書等の管理に関する法律」(公文書管理法)が、国民の財産として永久に保存し、広く国民に公開する公文書等とする「特定歴史公文書等」を保存・公開できる機関(国立公文書館等)として、内閣総理大臣からの指定を受けています。

 2020年4月1日、名古屋大学と岐阜大学が法人統合し、国立大学法人東海国立大学機構が設置されたことに伴い、機構本部に直属する東海国立大学機構大学文書資料室となりました。


大学文書資料室は、次のような活動を行っています。
  1. 「大学文書」および「記録史料」の収集、保存、管理等
  2. 「大学文書」および「記録史料」に関する調査研究等
  3. 上記の調査研究成果をもとにした自校史教育等の教育活動
  4. 「記録史料」の活用による本学情報の公開の積極的な支援
東海国立大学機構では、本機構の法人文書およびその他の記録のことを「大学文書」と呼び、本機構の歴史にかかわる文書およびその他の記録のことを「記録史料」と呼んでいます。

施設の紹介

大学文書資料室は、名古屋大学東山キャンパスにある本部別館内の約340m2を利用しています(そのほか、全学共用教育研究施設約300m2を書庫等として使用)。本部別館は、キャンパス外周道路(公道)に面した施設で、学内・学外からのアクセスが可能です。また、本部別館及び書庫等には24時間警備システムが導入されています。

事務室
資料の閲覧申し込み、複写・撮影申請や参考調査などの受付カウンターです。大学文書資料室の刊行物などの配布も行っています。
閲覧室
大学文書資料室保管資料などを閲覧するためのスペースです。マイクロリーダや参考図書も備えています。
ご利用の案内
書庫・倉庫
書庫(2階)ならびに保管庫(1階)は閉架方式を採用していますので、関係者以外の立ち入りは禁じられています。

大学文書資料室の組織・運営
  • 大学文書資料室は、「東海国立大学機構大学文書資料室規程」に基づいて設置・運営されています。
  • 東海国立大学機構は、大学の運営に必要なものとして特定された具体的な事項に係る企画・立案を行い、 及びその業務を処理するため、運営支援組織として施設や室を置いています。 大学文書資料室は、その運営支援組織として位置づけられています。
  • 大学文書資料室は、室内を2つの部門に分けています。1つは、歴史公文書等の管理や評価選別に関する助言、特定歴史公文書等の受け入れ・整理・保存・公開等を担当する歴史公文書部門です。もう1つは、特定歴史公文書等以外の名古屋大学史資料の受け入れ・整理・保存・公開、所蔵する歴史資料を活用した名古屋大学の歴史に関する教育研究、将来の年史編さんの準備作業等をおこなう名古屋大学史資料・編纂部門です。
  • 大学文書資料室では、とくに専門的な事項を審議するものとして、東海国立大学機構大学文書資料室規程および東海国立大学機構大学文書資料室専門委員会内規に基づく専門委員会を置いています。現在は、将来構想専門委員会、大学史編纂・資料収集専門委員会、紀要編集専門委員会、資料公開専門委員会の4つです。

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